トライアングルを譜面台や小物スタンドにクリップで挟むことができたら便利ですよね!
この記事では、バネクランプを使った「トライアングルクリップ」の作り方を紹介します。
こんにちは、ドラム・打楽器歴20年のさくたです。
吹奏楽をはじめ学校現場でのインストラクターをしてます。
トライアングルクリップは意外と高い・・・
トライアングルクリップはメーカーからいろんな種類が多数発売されています。
でも意外とお高いのですよね~。
勿論、メーカーが発売しているので信頼性はバッチリ(なのだと思います)!
しかし、私のような庶民にとって楽器は何かとコストがかかるので、安く簡単に作る方法や代用アイデアをご紹介いたします!
こんな感じで、機能的なトライアングルホルダーを数百円で作ることができますよ!
バネクランプを改造しよう!
安価にトライアングルクリップを自作するには、バネクランプがおすすめです。
洗濯ばさみのような構造で、バネの力で “ものを挟んで固定する” ことができます。通常は、大工さんやDIYなどで利用される道具なのですが、打楽器メーカーから市販されているトライアングルクリップと構造的には全く同じです。しかも、バネクランプは安くて丈夫!数百円で作れるのに、強度がめちゃくちゃ高く、そして軽量なのが圧倒的魅力です。。
100均でも販売されているのですが、トライアングルクリップの性質上、耐久性や可動部の信頼性が欲しい(演奏中に落下したら目も当てられない!)ので、工具用としてホームセンターなどで販売されている品物がオススメです!
ここからは、プラスチック製のバネクランプを利用したトライアングルホルダーの作り方をご紹介します!
必要な道具
- 電動ドリル or インパクトドライバ or ハンドドリル
- ドリルビット 2~5mm
- バネクランプ(プラスチック製)
- 油性マジックペン
バネクランプの取っ手の部分に、トライアングルを吊るす糸を通すため、ドリルで穴を開けます。最初から都合よく穴が開いているバネクランプもありますが、多くのバネクランプは穴が1つしかありませんので、トライアングルを吊るしたときに回転するなど安定性に欠けます。糸を通す穴は2つあった方が安心です!
穴を開けるドリルは、手動でも電動でも問題ありません!おすすめの道具を紹介します。
トライアングルクリップの作り方
それでは、作り方をご説明いたします!とはいっても、ただ穴を開けるだけです!
電動ドリルなど工具を使うときは、ケガなどに十分注意して作業してくださいね。
トライアングルの吊り紐の結び方や糸の素材は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。併せてご覧ください!
自作トライアングルクリップの使い方
譜面台や小物スタンドなど、バネクランプで挟める場所に設置してトライアングルを吊るします。ビーターを持つだけで片手で演奏できるので、持ち替えの多い楽曲では重宝します!
安価に作れるので、複数のトライアングルを吊るしたり、演奏する場所が離れていたり分かれていたりしても奏者でクリップを取り合うこともなくなります(笑)
DIYが面倒な方へ・・・
工具を揃えたり、DIYに不安な方のために、ベストアイテムをご紹介します!
いや・・・これを紹介してしまえば、今までの説明は何だったのか・・・爆
今までいろいろと試した中では、こちらのバネクランプがトライアングルクリップの代用としては最強でした。横に広がったクランプ部分によって非常に安定性に優れ、トライアングルの重さによって左右に振れる、ということがありません。穴も最初から2つ開いておりますので、追加加工する必要もありません!
欠点を挙げるとしたら・・・
- クランプ自体が大きいので嵩張る
- 穴の位置がクランプ(口)側なので、譜面台の支柱に干渉する
- 大きく開くには、結構握力が必要
といったところでしょうか。完全に工具用途なので、構造上の強度やバネの強さの信頼性は抜群です!
まとめ
トライアングルクリップは自作または転用することをオススメします!
自作には工具「バネクランプ」を使うことがポイントです!
皆様、ぜひお試しください!
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