切って結ぶだけ!トライアングルの吊り紐は、釣り糸一択!超オススメの修理方法【保存版】

打楽器

トライアングルの吊り紐が切れたり、紛失したりしたときは、「釣り糸」を使って修理することがオススメです!

この記事では、釣り糸を使った「トライアングルの吊り紐」の修理方法を紹介します。

さくた
さくた

こんにちは、ドラム・打楽器歴20年のさくたです。

吹奏楽をはじめ学校現場でのインストラクターをしてます。

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吊り紐も楽器です!

ケースの中に入れたはずの吊り紐が無い!

紐が擦り減ってる!演奏中に切れたらどうしよう…

みなさんも一度はこのようなご経験があるのではないでしょうか?トライアングルの吊り紐は、あまり存在感がないものですが、なくてはならない重要なアイテムですよね!

傷の入ったトライアングルの吊り紐

ときどき、靴紐のような太い紐で代用している現場を見かけます。
どうしてだろう?と思い、質問してみると
専用の吊り紐を買うほどではない(意外と高い)
糸だけでは指に食い込んで痛くなる
などの理由から、”とりあえず手頃な紐” で代用されているようです。

丈夫さを最優先した太い吊り紐

太い紐や柔らかい紐(フワフワしている)をトライアングルの吊り紐として使うと、どうしてもトライアングルの響きを止めてしまいます。ミュートをかけたような詰まった音になったり、倍音がカットされて複雑な響きが出なくなったり、トライアングルの持つ本来の響きを引き出すことは難しいです。
特に、オーケストラや吹奏楽など多数の楽器が同時に鳴る演奏では、倍音が乏しい音は存在感が薄れてしまいます。他の楽器の音によって、トライアングルの音が相殺される(マスキング効果)ことで、音量以上に聴こえ方に大きく影響します

せっかくなら、トライアングル本来の響きを最大限に引き出したいですよね!
いわば、吊り紐も立派な楽器です。
吊り紐もこだわることで、劇的に音が変わるのでぜひ取り入れてみてください。

準備するもの

  • 釣り糸
  • 本革(端切れ)
  • はさみ


基本的にはこの3つがあれば大丈夫です。

釣り糸は「釣り具屋さん」で販売されています。
魚釣りをしない方には、全く縁のないお店ですよね(笑)
もちろん楽天市場などのネット通販でも購入することができます!

どんな釣り糸を選んだらいいか、について、
まずこちらを買っておけば間違いないです。
もう何年もこの釣り糸をトライアングルの吊り紐として使っています。

SUNLINE SYSTEM SHOCKリーダー

トライアングルの吊り紐用としての釣り糸の選び方は、別の記事でも紹介いたしますので、ぜひ併せてご覧ください。

本革(端切れ)は「手芸屋さん」で販売されています。
合成皮革でも使えますが痛み易いので、おすすめは本革です。

吊り紐の作り方

① 本革をハサミでカットする(約2cm×6cm)
② 本革に穴を開ける
③ 穴に糸を通す
④ 糸を結ぶ

① 本革をハサミでカットする(約2cm×6cm)

本革をハサミで約2cm×6cmの長方形に切ります。

1.本革をカッティングマットなどに置いて切りたい大きさに線を引きます。
2.定規(ものさし)と先の細い油性マジックで印をつけていきます。
3.2×6cmに印をつけました。穴を開ける位置も、書いておくと便利です。
4.ハサミを使って本革を切っていきます。
5.切り終わりました。

② カットした革に糸を通すための穴を開けます。

革を縦半分に折り曲げ、穴を通す部分(2か所)にハサミで約1mmの切り込みを入れます。
穴は糸が通りさえすればよいので、ここで切りすぎると却って不便です。
キリや千枚通しをお持ちの方は、突き刺して穴を開けてもOKです。
ケガにだけは十分気を付けて作業してくださいね。

1.2×6cmに切った本革を、縦に半分に折ります。
2.ハサミで約1mmの切り込みを入れます。

もしハサミを使って切り込みを入れるのが難しければ「穴あけパンチ」を使って穴を開ける方法もおすすめです!

ただ、狙った位置に穴を開けるには、穴あけパンチの使い方がポイントなので、紹介いたします!

1.穴あけパンチの裏面のカバーを外します。
2.本革に、あらかじめ穴を開けたい位置に印をしておきます。
3.穴あけパンチの「穴を開ける部分」の中心に印がくるように挟みます。
4.完成!パンチの刃でケガをしないように、十分気を付けてくださいね!

「穴あけパンチ」を使って穴を開ける方法で、位置を狙って穴を開けるのが結構難しい場合は、以下の手順で穴をあければ、割と正確に狙ったところに穴があきます。

1)コピー用紙などの紙を半分に折って折り目をつける
2)穴あけパンチ本体中央の印(▽)に、紙の折り目を合わせる
3)穴あけパンチで穴を開ける
4)本革の穴を開けたい位置と、3)の紙の穴を合わせてテープなどで固定する
5)穴あけパンチ本体中央の印(▽)に、紙の折り目を合わせる
6)穴あけパンチで穴を開ける

1つ穴の「穴あけパンチ」は持っておくと何かと便利です!お値段もお手頃です。

③ 穴に糸を通します。


糸を概ね20~30センチほどに切ってから、②で開けた穴に糸を通します。
このとき、本革の裏側から通して、表側に抜くのがポイントです!
逆に糸を通すと、トライアングルを演奏する時に、本革の裏側が指の表側にきます。
見た目だけの問題で個人差がありますが、私は裏地が見えて気になるので・・・

1.切り込みから糸を通します。
2.裏から表側に糸を通すのがおすすめです。

④ 糸を結ぶ

糸の結び方はいくつか種類があるので、ご紹介いたします。

1.電車結び

魚釣りをする方には割とメジャーな結び方で、電車が連結するように、糸の端同士を結ぶことができます。
こちらの動画がとても参考になるのでご覧ください。

結び目がほどけるのが心配な方は、瞬間接着剤を少量結び目に流し込んでおくと安心です。
ジェルタイプの瞬間接着剤は結び目に浸透しにくいので、サラサラの液体タイプがおすすめです。
瞬間接着剤はあくまでも「結び目を解けにくくする」のが目的ですので、接着剤だけでは十分な結び目の強さが得られません。しっかりと結びましょう!

2.本結び(ダブル)


紐と紐を結ぶ方法に「本結び」という結び方があります。トライアングルの吊り紐(釣り糸)は直径0.5mmほどと細いため、結ぶ回数を2回以上繰り返すことで、すっぽ抜けを防ぐことができます。ただし、過剰に結ぶと結び目が大きくなったり、却って抜けやすくなったりしますので、多くても4回が目安です。写真を使って、手順を説明します。

1.糸の端と端を十字に重ね合わせる
2.どちらかの糸を、反対側の糸に1周巻き付ける(1重)
3.さらにもう一周巻き付ける(2重)
4.さらに糸の端を十字に重ね合わせる
5.2と同様に、どちらかの糸を、反対側の糸に1周巻き付ける(1重)
6.3と同様に、さらにもう一周巻き付ける(2重)
7.糸の端と本線を、左右それぞれ持って、左右に引っ張る(このとき、長さを調整しながら引っ張る)
8.完成!
9.実際に糸で結んだ様子
3.スリーブ止め(カシメ)


糸を結んだり、長さを調整したりするのが面倒な場合は、スリーブで固定するのがおすすめです。専用のペンチが必要になりますが、一度揃えておくと何かと便利です!
ホームセンターで電工用などが販売されていますが、スリーブの角で糸に傷がついて切れやすかったり、力の加減ができなくて糸を切断しやすかったりしますので、釣り糸用に専用設計された道具がおすすめです。

ヨーヅリ

まとめ

トライアングルの吊り紐は、「釣り糸」を使って修理・交換するのがオススメです!
釣り糸と本革があれば簡単に作ることができるので、ぜひ一度お試しください!







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