じゃがいものアブラムシ対策!家庭菜園の天敵アブラムシを安全に退治して、子どもに安心の有機野菜づくり

家庭菜園

3月に植え付けたじゃがいもが、大きく育って花を咲かせました。
生育状態も良好ですが、何やらじゃがいもに群がる無数の小さな昆虫・・・
家庭菜園の天敵「アブラムシ」を安全に退治する方法をご紹介いたします!

さくた
さくた

子どもに食の大切さを知ってもらいたくて、

自宅の庭で家庭菜園をはじめました!
参考にしていただけましたら幸いです。

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じゃがいもの花に群がる無数のアブラムシ

じゃがいもが収穫に向け、葉の勢力をぐんぐん伸ばしているところ、花が咲きました!
すると、何やら花の周りに小さな虫が・・・

出た!アブラムシ!

じゃがいもの花の蕾に群がるアブラムシ

数日前には居なかったはずのアブラムシが、大量にじゃがいもの花に群がっているではありませんか!

アブラムシは家庭菜園の天敵です。作物を病気にしたり、収率を落としたり、最悪の場合は収穫前に枯れてしまうこともあります。
じゃがいもは、アブラムシによって収穫量が減る、という事例は少ないようですが、養分を吸われることで芋が大きく育たなくなったりモザイク病(葉がモザイク状=まだら模様の濃淡に変色する)などのウイルス病に感染してしまったりする可能性があります。

さらに放置すると、あっという間に増殖してしまうため、早めの駆除が望ましいです。

自然の力:アブラムシの天敵

アブラムシの天敵といえば「テントウムシ」です。

テントウムシの幼虫は1日に20匹くらい、成虫は1日に100匹くらいのアブラムシを捕食するといわれています。テントウムシにとって、アブラムシは大好物のエネルギー源なのです。

じゃがいもにアブラムシが大量発生しているのを確認した同日、テントウムシの幼虫が複数匹、無心でアブラムシを頬張っていました
このあとサナギになる前に、追い込みでがっつり食べてくれます。
テントウムシのはたらきに期待しています・・・

アブラムシとテントウムシの幼虫

ちなみに、この写真の撮影から2日後には、すっかりアブラムシが減っていました!

テントウムシの幼虫2匹で大量のアブラムシを食べてくれました!

じゃがいもの葉の中に、別のハンターを見つけました!

カマキリの赤ちゃん

カマキリです!
カマキリは優秀なハンターで、2つの複眼と1つの個眼を持っているため、ほとんど死角がなく、さらには立体視することで獲物の捕獲率が高いと言われています。
カマキリの赤ちゃんもまた、アブラムシを食べてくれます!

このように、アブラムシの天敵を呼び寄せて、大量発生したアブラムシを駆除することができれば、自然の力を利用したエコな栽培ができますね!

自然の力でアブラムシを駆除できない時は・・・

自然の力でアブラムシを駆除しきれない時は、化学殺虫成分不使用の「ベニカマイルドスプレー」がオススメです!

有機栽培にも使えて

ちゃんとアブラムシを駆除できて

子供が安心して食べられる

そんな方法はないものか・・・

食べるものですから、やはり安全性が気になります。ましてや、子供が自ら収穫して、口にするものともなれば、できるだけ安全な駆除方法が好ましいですよね。

今回、私が試したのは住友化学園芸のベニカマイルドスプレーです。

有効成分 還元澱粉糖化物(食品成分使用)
薬剤登録 農林水産省登録第22160号
性状 類白色水溶性液体
剤型 スプレー剤
使用期間/回数 収穫前日まで/回数無制限
有機JAS規格 オーガニック栽培で使用可能
薬剤抵抗性 なし(物理防除)

ベニカマイルドスプレーは、食品成分使用で収穫前日まで使用することができる、とても安全な殺虫殺菌剤です。害虫や菌を、澱粉で包み込んで退治する仕組みで、アブラムシ、コナジラミ、ハダニ、うどんこ病に有効です。一般的に、化学合成剤の殺虫殺菌剤は、抵抗性のある害虫や、薬剤耐性のある細菌には効きませんし、繰り返し薬品を使用することで、薬剤耐性ができてしまうことがあります。ベニカマイルドスプレーは、薬剤自体には殺菌効果や毒性はないのが特長です。嫌な臭いもなく、収穫前日まで、何度も使うことができます。

まとめ

じゃがいもに発生したアブラムシは、早期発見・駆除に努めましょう!!

・アブラムシの天敵「テントウムシ」や「カマキリ」を利用した、自然に任せて駆除する方法

・化学殺虫成分不使用の「ベニカマイルドスプレー」を利用した、人工的に駆除する方法

いかがでしょうか?ぜひお試しください!









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