学生の打楽器初心者が基礎練習をはじめるための3つの必須アイテム!

打楽器

学生さん打楽器初心者の「基礎練習に必要なもの」についてご紹介します。

さくた
さくた

こんにちは、ドラム・打楽器歴20年のさくたです。

吹奏楽をはじめ学校現場でのインストラクターしてます。

※ 大人の方はこちらの関連記事もぜひご覧ください!

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一般的な基礎練習に必要なもの

・スティック

・練習台

・メトロノーム

打楽器は「手」や「足」などの体、「スティック」や「マレット」などの道具、を使って演奏します。

基礎練習においては「スティック」を使うことが最も一般的です。

外と見落としがちなのは、練習台です。

それでは、どんなものを用意すればよいか、ご紹介しますね!

スティックの選び方

・材質:「ヒッコリー」か「メイプル」

・形状:先端(チップ)が丸いボール型

・太さ:直径14.5mm前後

スティックは天然木で作られたものが一般的です。スティックに使われる木にはいくつか種類があります。例えば、「ヒッコリー」「メイプル」「オーク」「ローズウッド」などです。木の材質が変われば、音色が変わります。スティックも立派な楽器です。

初心者の方は、「ヒッコリー」か「メイプル」を選べば間違いないです。

2つの違いを大雑把に説明すると「密度」で、同じ大きさであれば「メイプル」の方が軽いです。わたしの経験では、「ヒッコリー」の方が日本の気候に合っているのか、耐久性は高いです。

スティックの先端を「チップ」と呼びます。このチップにはいろんな形状があり、角度によって音色を変化させることができます。

初心者の方は「ボール型」をオススメします。

スティックの太さも、さまざま用意されています。手の大きさや、表現したい音、楽器との相性などによって選択します。

日本人の中学生~高校生では、直径14.5mm程度がしっくりくると思います。

楽器店に行けばスティックの棚に木の材質や太さが書いてあり、だいたいのお店に秤が置いてあります。ネット通販で購入する場合は、商品の詳細欄に「材質」「形状」「太さ」が書かれています。ネットの場合、個別の重さや音程を確認することができません。メーカーによっては、大まかによい左右ペアがあらかじめ選ばれています。10年前よりペア精度はよくなっていると感じます。

また、お気に入りの在庫が確実にある、保管条件が良く反りが少ない、などの理由から、わたしはネットショップで購入しています。

わたしのイチオシのスティック(VATER社BALL メイプル)です!

スティックは天然の木を削って作られるため、必ず個体差があります。

スティックの重さ・音程・重心・左右のバランスなどを吟味しながら、自分好みの「究極のペア」を探すのが醍醐味でもあります。

慣れてきたら、ぜひスティック選びにもチャレンジしてください!

練習台の選び方

・高さを自由に変えることができる練習台

部活動の場合、学校で練習台が準備されている場合があります。もちろん、そのような練習台で全く問題ありません。

最も重要なのは「高さを自由に変えれる」練習台であることです。具体的には、スタンドが付属していたり、スネアの上に置いたりできるタイプです。高さが合っていない練習台を使って練習すると、不自然な癖が身についてしまい、長い目でみるとマイナスです。なぜ不自然な癖が身につくかは、別の記事で紹介しますね。

肩と腕の力を抜いた時の「肘の高さ」~「おへそから3cm下の高さ」に設定することをおすすめします。打面の材質は「ゴムタイプ」がオススメです。

アパートなどの自宅で練習する場合は、ゴムタイプでも意外と床を通じて音が響きます。

ご近所迷惑にならないように、「メッシュタイプ」がオススメです。

個人的には、練習台は何でもよいです。

学生時代はマガジンを重ねてガムテープで縛った練習台を使ったこともありました。リバウンド(スティックの跳ね返り)がないので、修行のような練習になります。笑

メーカーや材質など、最初はあまりこだわらなくてもよいです。

将来いろいろな楽器を演奏することを考えると、あえていろんな”練習台”を経験しておくのもよいですね。

メトロノームの選び方

デジタルタイプのメトロノーム

メトロノームは「アナログタイプ」と「デジタルタイプ」があります。学校の吹奏楽部の場合は、ほとんどの人が「アナログタイプ」を使っています。ゼンマイ式のため電池が不要で、指揮者のような感覚でテンポを感じることができます。ただし、振り子の原理でオモリが左右する構造のため、水平の場所に置く必要があります。

打楽器奏者には、「デジタルタイプ」がオススメです。

理由は、4分音符のほかに、細かい音符を鳴らすことができるからです。リズム感が求められる打楽器には、細かい音符が表現できる「デジタルタイプ」が便利ですよ。

わたしはBOSS DB-60 Dr.Beatを愛用しています。とてもコンパクトですが高機能で長く使えます。

まとめ

打楽器の基礎練習の必須3アイテム

・スティック:「ヒッコリー」か「メイプル」の直径14.5mm前後

・練習台:高さを調整できる「ゴムタイプ」か「メッシュタイプ」

・メトロノーム:細かい音符を表現できる「デジタルタイプ」

いかがでしたでしょうか?

これから基礎練習に取り組まれる際に、ぜひ参考にしてみてください。

それでは、楽しい打楽器ライフを!



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