昨年収穫が終わったイチゴの孫株を10月に植え付けて、いよいよ収穫期間近となりました!
生育状態も良く、たくさん花が咲いてきたのですが・・・ここにきて「アブラムシ」の虫害を受けてしまいました。
この記事では、栽培中に大量発生した「アブラムシ」の被害と、実際に試してわかった安全で有効な対策をご紹介します!
子どもに食の大切さを知ってもらいたくて、
自宅の庭で家庭菜園をはじめました!
参考にしていただけましたら幸いです。
家庭菜園の天敵「アブラムシ」
昨年育てたイチゴから、孫株をとってループ栽培を行いました!
10月頃に植え付けた孫株が、無事に冬を越し、気温の上昇と共にすくすくと育ってきました!
やたら葉が虫食いで、様子がおかしい・・・
芋虫が潜んでいるに違いない、と葉裏を覗いた瞬間・・・
うわあああああ!!!!!
☆閲覧注意☆
完全にアブラムシの餌食となっていました。
アブラムシは口針を植物に突き刺し吸汁します。その際に、植物の病気(ウイルス)を伝搬し、著しい育成不良を引き起こす、とても厄介な害虫です。
イチゴには「ワタアブラムシ」や「イチゴケナガアブラムシ」が主に寄生するといわれています。こちらの写真は、どうやらイチゴケナガアブラムシのようです。
※ちなみに、葉を食い散らかしていたのは、ハスモンヨトウさんでした。苦笑
子供とイチゴの収穫を楽しみにしているというのに、このままではアブラムシによってイチゴが順調に育ってくれません。でも、できるだけ農薬は使いたくない・・・
そこで、有機栽培にも使える「殺虫成分ゼロ」のアブラムシ駆除を試してみることにしました!
アブラムシ対策には「ベニカマイルドスプレー」がオススメ!
有機栽培にも使えて
ちゃんとアブラムシを駆除できて
子供が安心して食べられる
そんな方法はないものか・・・
食べるものですから、やはり安全性が気になります。ましてや、子供が自ら収穫して、口にするものともなれば、できるだけ安全な駆除方法が好ましいですよね。
今回、私が試したのは住友化学園芸のベニカマイルドスプレーです。
有効成分 | 還元澱粉糖化物(食品成分使用) |
薬剤登録 | 農林水産省登録第22160号 |
性状 | 類白色水溶性液体 |
剤型 | スプレー剤 |
使用期間/回数 | 収穫前日まで/回数無制限 |
有機JAS規格 | オーガニック栽培で使用可能 |
薬剤抵抗性 | なし(物理防除) |
ベニカマイルドスプレーは、食品成分使用で収穫前日まで使用することができる、とても安全な殺虫殺菌剤です。害虫や菌を、澱粉で包み込んで退治する仕組みで、アブラムシ、コナジラミ、ハダニ、うどんこ病に有効です。一般的に、化学合成剤の殺虫殺菌剤は、抵抗性のある害虫や、薬剤耐性のある細菌には効きませんし、繰り返し薬品を使用することで、薬剤耐性ができてしまうことがあります。ベニカマイルドスプレーは、薬剤自体には殺菌効果や毒性はないのが特長です。嫌な臭いもなく、収穫前日まで、何度も使うことができます。
アブラムシを駆除しよう!使い方を解説
アブラムシの寄生した葉裏に、直接たっぷりと吹きかけていきます!殺虫殺菌効果は持続しませんので、5~7日間程度の間隔で、たっぷりと吹きかけていくとさらに効果的です。
ベニカマイルドスプレーの噴射ノズルは、「ワイド」と「集中噴霧」の2種類を切り替えることができます。
ベニカマイルドスプレーをアブラムシに直接、しかもたっぷり吹きかけることがポイントです。アブラムシに直接かからなければ、ほとんど、というか全く効果がありません。(薬の効果で殺菌するわけではありませんので…)
いちごに使用する際の注意点としては「高温時の使用は絶対に避ける」ことです。高温時に使用すると、薬害が生じますので、ご注意ください。
果たして効果は・・・
アブラムシ駆除から1週間後・・・
おおおお!アブラムシが消えた!!
まだハスモンヨトウさんによる食害は続いているようですが、全体的に株が元気になった気がします。
まとめ
- アブラムシはいちごの敵!
- ベニカマイルドスプレーはオーガニック栽培で使用可
- 安全安心な殺虫殺菌剤
- アブラムシに直接噴霧したら、アブラムシが消えた!
もしアブラムシの被害でお悩みでしたら、ぜひ一度お試しください!
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
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